2008年02月28日
春を求めて
体調が悪くしばらく投稿を休みました。
ご心配をおかけしました。
福岡の今日は,晴れていましたが10℃以下のとても寒い一日でした。
冬の苦手な私は,午後から自転車に乗り郊外まで春を求めて出かけて
みました。
全体の風景は,まだまだ冬の装いですが,道ばたにしゃがんで草むらに
目をこらすと,たくさんの命の息吹を感じることができました。
細い葉っぱから葉っぱへとせわしなく動き回るテントウムシ,稲科の花
の上で春の日射しをいっぱいに浴びるアブラムシたち。
小さな毛虫も見ました。




ホトケノザという濃い桃色の花は春らしい色合いで「春をどうぞ」と
両手を差し出しているようにも見えます。


細長い葉っぱの上に朝露の残りの水玉がキラキラと光っています。
ファインダーを覗くと水玉の向こうに生き物が動いています。
レンズ効果でふくれて見えます。なんだろうとしばらく観察をしていると
出てきたのは,ちっちゃなちっちゃなクモでした。笑。


今日は,前回の続きで「毒のある海の生き物」を掲載の予定でしたが
福岡の春の訪れをいち早くみなさんにお知らせしたくて順番を変えました。
ごめんなさい。
私たちの知らないところでは既に「春」が活動を始めています。
「啓蟄」は本当のようです。
ご心配をおかけしました。
福岡の今日は,晴れていましたが10℃以下のとても寒い一日でした。
冬の苦手な私は,午後から自転車に乗り郊外まで春を求めて出かけて
みました。
全体の風景は,まだまだ冬の装いですが,道ばたにしゃがんで草むらに
目をこらすと,たくさんの命の息吹を感じることができました。
細い葉っぱから葉っぱへとせわしなく動き回るテントウムシ,稲科の花
の上で春の日射しをいっぱいに浴びるアブラムシたち。
小さな毛虫も見ました。

ホトケノザという濃い桃色の花は春らしい色合いで「春をどうぞ」と
両手を差し出しているようにも見えます。

細長い葉っぱの上に朝露の残りの水玉がキラキラと光っています。
ファインダーを覗くと水玉の向こうに生き物が動いています。
レンズ効果でふくれて見えます。なんだろうとしばらく観察をしていると
出てきたのは,ちっちゃなちっちゃなクモでした。笑。


今日は,前回の続きで「毒のある海の生き物」を掲載の予定でしたが
福岡の春の訪れをいち早くみなさんにお知らせしたくて順番を変えました。
ごめんなさい。
私たちの知らないところでは既に「春」が活動を始めています。
「啓蟄」は本当のようです。
2008年02月16日
素潜りの装備について
今日は,私がいつもどのようにして海で楽しんでいるのかを紹介したいと
思います。私の場合,誰にも習わずじまいの独学です。全て,自分が経験した
ことが記述のもとになっています。ひょとすると誤った知識を持っているかも
しれませんが,事故にはなっていないので大きな誤りはないと思います。
いまから始める方の参考になればと思います。
私は,6時間から7時間は海に入っているので,必ずウエットスーツを着て
います。既製品なので身長のわりにはやや小さめで窮屈です。笑。生地の厚さ
は5㎜で裏も表もジャージ生地が貼ってあります。色は黒です。
ウエットスーツは,有毒な海草やクラゲなどの接触による危険を防いで
くれますし,体温を保持します。夏は海に入るまで地獄のような暑さの海岸を
歩いていかなければならないのがネックですが海中ではちょうどいい温度です。
それと私は,ウエットスーツ地の頭巾を夏でもかぶっています。
頭巾は釣具屋などで安価で売っています。
頭巾も夏は暑いのですが,やはりクラゲなどの接触を防いでくれるので
愛用しています。今まで,何年もクラゲなどに刺されたことはありません。
手には木綿の軍手の類をはめています。私はカメラを扱うので厚手のグローブ
は操作しにくいのでこれを使っています。でも何も扱わないのなら厚手の
グローブがいいかもしれません。ただし,生き物に手を出すのは,いかなる場合も
避けるべきです。
潜水用のメガネ,つまりマスク(ゴーグル)は顔の大きさに合うのがいいで
しょう。あれやこれやとショップで選んでも,海で使ってみたら全然合って
なかったということもあります。まずは買ってみて使ってみて分かるかと
思います。
シュノーケルは口のところがUの字に曲がっているタイプとストレートに近い
形状のものがあるようですが,好みによるかと思います。
私は長時間,くわえているのでUの字タイプです。ただ,前方に出っ張った
形状のものはカメラを使う場合はじゃまになるので買うときによく見てください。
ナイフは必ず所持するべきです。海中にはロープなどのゴミもあったりします。
何が体にからみつくかもしれません。そんな時にいつでも取り出せる
ように持っておくことです。私は,足首ではなく,腕に付けています。
足では体を曲げないと取れないので緊急時は間に合わないかもしれません。
足ひれ(フィン)は私はGULLkミュー(MEU)の白(色で堅さが異なる)
を使っています。素足に履いていますが出来れば,薄手のブーツを履いてから
フィンを履くのを勧めます。私はブーツを履かないので足首がわずかに露出
しています。極力,地肌を露出しないほうが賢明です。
ウエイトはウエットスーツの浮力に対抗して体を水中に沈める役目をします。
沢山付けすぎると水没しますので加減して重さを決めます。体重とウエット
スーツの厚みにより浮力が異なるので重さを決めるのに実際に浅いところで
調節する必要があります。
74㎏の私で4つ(4㎏)のウエイトをつけています。これで,ちょうど
水中にじっとしていて目が水面から出る程度です。ここの加減は経験が必要
なところです。最初は軽めのウエイトでいいと思います。素潜りの時,しっかり
と沈めなければウエイトを足せばいいのです。
当然,水面からの観察ならば,ウエイトは入りません。
ウエットスーツは良く浮きますので安心です。
ウエイトはウエイトベルトに通して使います。1つが1キログラムの鉛です。
それから,安心材料として,浮き輪を所持することを強くおすすめします。
岸から離れたところで浮き輪が手元にあるととても安心です。
疲れたときや驚いたときの心の支えにもなります。
私は素潜りしかしませんが,岸から沖に出て行く際に大型バイクのチューブ
(チューブレスのタイヤが主流になったので入手しにくいかもしれませんが)
をパンパンに膨らませてロープで引っ張っています。
ロープは水に浮く素材のものがダイビングショップなどに売っていますので
それがいいでしょう。
沈むロープは岩やさんごに引っかかって危険です。ロープは私の場合,4㎜幅で
足先から3メートルほど離したところに浮き輪がくるように調節しています。
ロープのエンドは私の場合,ウエストポーチ(毒の吸い出しセットが入れてある)
にくくりつけています(引き解き結びと言って引っ張ったらワン動作で解ける
結び方です)。
ウエイトベルトにロープエンドをくくりつけると,緊急時にウエイト
を捨てるときに一緒に体から離れていくので,できるだけ確実なところに結び
付けるといいでしょう。
他に装備品として,有毒の貝や魚類から刺された場合の毒の吸い出しセット,
消毒用のアルコール(泡盛),酢,それに先の細いピンセット,ゴムのチューブ
などを所持しています。
水中観察は海水浴と根本的に違います。沖縄などの浜辺で海水浴をするならば
有毒のクラゲなどを避けるネットの内側で泳ぐのがいいでしょう。
特に子供は毒に対する抵抗力が低いので命の危険がともないます。
熱帯の海は危険な生物が数種類いることを知らなければなりません。
もし,水中観察をするのなら,ウエットスーツは必需品です。
しかしながら,生き物の特性と一定の約束を守るならば,熱帯の海はとても快適で
魅力的な遊び場となります。けっして怖い世界ではありません。

この次は,私の出逢った危険とされる生物などのお話をしたいと思います。
2008年02月07日
辺野古の生き物
今回はどうしても以前から書きたかったことを書こうと思います。
それは,「自然保護」についてです。
「自然保護」だけでは抽象的すぎますね。
具体的には,沖縄本島の「辺野古」の米軍基地建設に伴う埋め立て,
ヤンバルの米軍ヘリパッド建設,本島各地域の干潟の埋め立てについてです。
これらの背景はとても複雑で,また政治的なことや,それぞれ各人の生活に
直接関わってくることがあると思います。
「賛成」と「反対」の対局的な問いに対する答えは自分の中で,まだ結論が
出ていません。
しかしながら,私は,海の生き物や干潟の生き物,昆虫や動物との関係に
まるで兄弟のような気持ちを感じるのです。このことだけは,どうしても
曲げることのできない本質です。
今回,掲載する写真は,昨年の11月に「辺野古」沖の海中と辺野古の干潟
で撮影したものです。当日は海上が悪天候で時化ていて約40分の素潜りしか
できませんでしたが,ウミヘビなどの生き物に出逢うことができました。
「辺野古」の海は豊かな海草がゆらめく美しい海です。
おそらくジュゴンも豊富な海草を目当てに生息しているのでしょうか。
この海を無くして,どうして私たちがほんとうの豊さを獲得できるのでしょうか。



最初の写真は沖のリーフ付近で撮影した海中の様子です。
手ぶれをしていますが,たくさんの魚が生息していることがわかると思います。
外洋の潮が常時流れているため,イノー(リーフの内側の浅い海のこと)の
中で見られる生き物とは多少種類が違うようです。
また,透明度はとても良い状態です。



次の写真は,ウミヘビです。彼らは,空気を吸うために時々海面に浮上します。
空気を補給すると再び海底に戻り蛇行しながら,岩などの下などの獲物を
もとめて移動していきます。
目の前を通過していくので,少し不気味ですが,何もしません。
おとなしい生き物です。
潮に流され続けた海上を離れ,潮の引いた干潟を歩いてみました。
干潟の上は,すごい数の「ミナミコメツキガニ」で覆われていました。
彼らを観察していると,動きがとても緩慢です。カラスや他の動物にすぐ補食
されてしまいそうです。とても,環境に左右される弱い生物のように
私には見えました。
近づくと,ゆっくりとマイペースで逃げますが,しばらく追いかけると,
回転しながら器用に砂の中に隠れていきます。ところが,頭上に砂をかけない
ので,上から丸見えでこれで,とても隠れたとはいいがたい仕上げです。
ても,とっても愛嬌のあるかわいい生き物です。




時間をかけて彼らと時を共有すると自然に心が癒されていくのを感じます。
親しみもわいてきます。私たちの生態系の一員であることを深く自覚します。
私も福岡市で時間に追われた生活をしています。
みんな,それぞれが生きることに精一杯です。
でも,時には自ら海や山,干潟のフィールドへ足を運び,直接彼らと接して
みてほしいと思うのです。けっして本やテレビの映像からは理解できない
生命の息吹を感じると思います。
その心が「自然の保護」という考え方に通じていくのかもしれません。



それは,「自然保護」についてです。
「自然保護」だけでは抽象的すぎますね。
具体的には,沖縄本島の「辺野古」の米軍基地建設に伴う埋め立て,
ヤンバルの米軍ヘリパッド建設,本島各地域の干潟の埋め立てについてです。
これらの背景はとても複雑で,また政治的なことや,それぞれ各人の生活に
直接関わってくることがあると思います。
「賛成」と「反対」の対局的な問いに対する答えは自分の中で,まだ結論が
出ていません。
しかしながら,私は,海の生き物や干潟の生き物,昆虫や動物との関係に
まるで兄弟のような気持ちを感じるのです。このことだけは,どうしても
曲げることのできない本質です。
今回,掲載する写真は,昨年の11月に「辺野古」沖の海中と辺野古の干潟
で撮影したものです。当日は海上が悪天候で時化ていて約40分の素潜りしか
できませんでしたが,ウミヘビなどの生き物に出逢うことができました。
「辺野古」の海は豊かな海草がゆらめく美しい海です。
おそらくジュゴンも豊富な海草を目当てに生息しているのでしょうか。
この海を無くして,どうして私たちがほんとうの豊さを獲得できるのでしょうか。

最初の写真は沖のリーフ付近で撮影した海中の様子です。
手ぶれをしていますが,たくさんの魚が生息していることがわかると思います。
外洋の潮が常時流れているため,イノー(リーフの内側の浅い海のこと)の
中で見られる生き物とは多少種類が違うようです。
また,透明度はとても良い状態です。

次の写真は,ウミヘビです。彼らは,空気を吸うために時々海面に浮上します。
空気を補給すると再び海底に戻り蛇行しながら,岩などの下などの獲物を
もとめて移動していきます。
目の前を通過していくので,少し不気味ですが,何もしません。
おとなしい生き物です。
潮に流され続けた海上を離れ,潮の引いた干潟を歩いてみました。
干潟の上は,すごい数の「ミナミコメツキガニ」で覆われていました。
彼らを観察していると,動きがとても緩慢です。カラスや他の動物にすぐ補食
されてしまいそうです。とても,環境に左右される弱い生物のように
私には見えました。
近づくと,ゆっくりとマイペースで逃げますが,しばらく追いかけると,
回転しながら器用に砂の中に隠れていきます。ところが,頭上に砂をかけない
ので,上から丸見えでこれで,とても隠れたとはいいがたい仕上げです。
ても,とっても愛嬌のあるかわいい生き物です。
時間をかけて彼らと時を共有すると自然に心が癒されていくのを感じます。
親しみもわいてきます。私たちの生態系の一員であることを深く自覚します。
私も福岡市で時間に追われた生活をしています。
みんな,それぞれが生きることに精一杯です。
でも,時には自ら海や山,干潟のフィールドへ足を運び,直接彼らと接して
みてほしいと思うのです。けっして本やテレビの映像からは理解できない
生命の息吹を感じると思います。
その心が「自然の保護」という考え方に通じていくのかもしれません。



2008年02月03日
久高島③
前回の投稿からずいぶん空いてしまいました。
下痢嘔吐症と風邪をもらい,このごろやっと回復しました。笑。
再び元気になり気力も充実してきました。
さて,久高島は今回の旅では②までで終わりなのですが,しかしながら
肝心の北部がないというのも完結しがたいので,約2年前,最初に久高島を
訪れた時の写真から語ってみようと思います。
島の南側にある集落から島の中央を北へと続く未舗装の道を自転車で
走ります。両側はアダンなどの低い熱帯の木々が生い茂っています。

かなり走ったでしょうか,ようやく開けた砂場に出てきました。
ここが,豊漁祈願(ヒータチ)の行われる祭場の「カベール」です。




「カベール」とは,「神の原」の意。だそうです。
※文中の説明は,(比嘉康雄 ひが やすお著
「日本人の魂の原郷 沖縄久高島」・集英社新書)によります。
上記の書籍には,比嘉さんが撮影した,とても神々しいカベールでの
神事の写真が詳しい記述とともにのせてあります。一読の価値があると
思います。
この日,「カベール」は,とても北風が強く海は時化ていました。
波の間に見え隠れする真っ青な海の中は直視すると,吸い込まれそうでした。
しばらく,化石となった古代のサンゴの黒岩に腰掛け,海をながめていました。
そこは,時間が止まったような不思議な感覚の場所でした。
再びこの島に渡航するときは,どれぐらい心の充実を感じることが
できるでしょうか。
久高島に来たときに,自身の心がどれぐらい成長したか,おのずと審判されて
いるような気がするのです。答えは,まだまだだと語りかけてきます。
次の渡航の時,どのような審判がくだされるのでしょうか。
心がすこしでも豊かになれるように心がけたいものです。
いきたいものです。






下痢嘔吐症と風邪をもらい,このごろやっと回復しました。笑。
再び元気になり気力も充実してきました。
さて,久高島は今回の旅では②までで終わりなのですが,しかしながら
肝心の北部がないというのも完結しがたいので,約2年前,最初に久高島を
訪れた時の写真から語ってみようと思います。
島の南側にある集落から島の中央を北へと続く未舗装の道を自転車で
走ります。両側はアダンなどの低い熱帯の木々が生い茂っています。
かなり走ったでしょうか,ようやく開けた砂場に出てきました。
ここが,豊漁祈願(ヒータチ)の行われる祭場の「カベール」です。
「カベール」とは,「神の原」の意。だそうです。
※文中の説明は,(比嘉康雄 ひが やすお著
「日本人の魂の原郷 沖縄久高島」・集英社新書)によります。
上記の書籍には,比嘉さんが撮影した,とても神々しいカベールでの
神事の写真が詳しい記述とともにのせてあります。一読の価値があると
思います。
この日,「カベール」は,とても北風が強く海は時化ていました。
波の間に見え隠れする真っ青な海の中は直視すると,吸い込まれそうでした。
しばらく,化石となった古代のサンゴの黒岩に腰掛け,海をながめていました。
そこは,時間が止まったような不思議な感覚の場所でした。
再びこの島に渡航するときは,どれぐらい心の充実を感じることが
できるでしょうか。
久高島に来たときに,自身の心がどれぐらい成長したか,おのずと審判されて
いるような気がするのです。答えは,まだまだだと語りかけてきます。
次の渡航の時,どのような審判がくだされるのでしょうか。
心がすこしでも豊かになれるように心がけたいものです。
いきたいものです。




日本の地域ブログ大集合!津々浦々の美味い・楽しいがここに!