癒されに

有光智彦

2017年11月09日 00:14

 時々、自然が残る海岸に行きたくなります。
 しかし、沖縄本島の中南部では、そういう海岸はあまり残っていません。
 やむを得ず時間をかけて移動することになります。
 私の場合、バイクで1時間ぐらい走ります。

 途中の集落で大きな柿の木を見付けました。
 沖縄でも柿が実ることを知っていましたが、大きな木を見たのは初めてです。
 柿の木があるお家の人は柿を食べないのか熟した柿は鳥たちの
 ごちそうになっていました。
 鳥たちにとって、年に1度の楽しみでしょうか。
  

 柿と鳥の撮影で30分を費やし、再び海へ向かいます。
 集落を抜け、畑の道を通り、海岸付近に着きましたが、浜へ続く道は
 草が茂っています。「ハブ注意」の看板も。
 なんとか浜に出ました。人の姿はありません。
 11月というのに太陽光線の眩しいこと。サングラスを外せません。
 

 浜の砂はサラサラです。その土地の鉱物よりも、貝殻やサンゴのかけらなどから
 できています。海がひいていくときに残ったさざ波の模様がきれいです。
   

 砂上にはオカヤドカリの這った痕が残っています。
 痕は一つの貝殻を中心に放射状に伸びています。
 貝殻はお好みに合わなかったのかそのまま残されています。
 あるいは、取り替えた古い貝殻なのでしょうか。
 生きものたちがつくりだすアートです。
 

 先日の台風にもかかわらず浜にはほとんど漂着物がありません。
 ところどころに木の実や貝殻がおちています。
 

 アダンの実がおちていました。
 

 陸の方向を見ると、青い空と海岸林の緑が鮮やかです。
 

 しばらく潮の香りを楽しみ、波打ち際を歩き、満足して帰路に着きました。

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