関東の自然2022年6月~8月

有光智彦

2022年11月26日 15:25

6月から8月に自宅の小さな庭や近所で出会った生きものたちや
季節の移り変わりについてお伝えします。

6月になると栗の花が咲きます。花にはいろいろな虫たちが集まりにぎやかです。
雨あがりの花には雨のしずくがたくさん付いていました。
 

草花も生き生きしています。
 

ラベンダーの花に今年生まれたカマキリの子どもを見付けました。


7月に入ると庭の畑のきゅうり、ゴーヤ、食用へちまがぐんぐん成長し、
蝶、バッタ、アリたちが集まってきました。その様子を日々観察するのが楽しいです。
   


青空がきれいです。
 

アマガエルがきゅうりの葉の陰で涼んでいます。
 

ラベンダーの茎にセミの幼虫の抜け殻を見付けました。


8月になると生きものたちの活動がピークになります。
へちまの大きな花には朝から夕方遅くまで蝶の仲間やカナブンなどが来ていました。
農薬を使わないので生きものたちの楽園?でしょうか。
   

成長したカマキリも来ています。


バッタも元気です。


ツルの支えの上をアリが行き来しています。目当ては花の付け根あたりです。
甘い蜜が出るのでしょうか。


ゴーヤ、食用へちま、ミニトマトが収穫できました。
沖縄で良く食べた食用へちま(ナーベラー)が食べたくて、種を取り寄せ栽培して
みたところ、たくさん実りました。
  

時々見つけられなかったゴーヤが熟し、パカッと割れて中身の種が地面にこぼれていました。
熟した種は甘いので小さなアリたちのごちそうです。
 

家の中でヤモリの子どもを見付けました。
沖縄のヤモリ(ヤールー)と似ていますが、キッキッキッとは鳴きません。


沖縄の知人から頂いた棒蘭の花が咲きました。
細い枝のどこに花を咲かすエネルギーがあるのでしょうか。




いつまでも続いてほしい夏ですが、8月の終わりには秋の気配がしてきます。