命の営み

有光智彦

2011年03月25日 23:11

春らしい暖かな日,旧暦15日,潮は大潮です。
午後の干潮はよく引きました。
サンサンと太陽の光が浅くなったサンゴ礁を照らします。
生きものたちも元気にそれぞれの営みを続けています。

最初に紹介するのは貝です。
ハマサンゴなどに住み込んでいます。
大きさは3センチぐらいでしょうか。
画像はクリックすると少し大きくなります。



何種類ものウミウシやヒラムシを見ました。
藻類の多い海ですから,ヒトデやウニもたくさんいます。



サンゴの間にはサンゴガニが住んでいます。
私がカメラを近づけると小さなハサミを振り上げて威嚇して
来るところがかわいいです。



ソフトコーラルの上でヤドカリの旦那がお食事中です。



そのとなりでは,ハゼの仲間がひなたぼっこしています。



斜面の片隅に美しい生きものを見つけました。



大きさ2センチのソフトコーラルの子どもです。



クマノミたちの住んでいる一角の光景です。
誰かがこちらを覗いています。



砂地の生きものです。



ハマサンゴおじいの砂地では,ブダイやグルクンの子どもたちが,
ごはんを食べています。いつものメンバーです。



アザミサンゴの子どもです。



星砂(有孔虫)の仲間でしょうか。貝殻の上に付着していました。



犬のような顔をしたコクテンフグの子どもとばったり出逢いました。



岩のくぼみでは,ヤエヤマギンポがくつろいでいました。



東江のポピュラーな一コマです。
たくさんの海藻の仲間が見られます。



今日は3月25日,この小さな海を養浜(砂で埋めて人工海浜を造る)する工事が
3月23日から始まりました。この写真は19日に撮影したものです。
ブログに掲載するにあたり,工事が始まる前の記憶のままにしておきたかったので,
工事の状況の掲載はこの後にすることにしました。














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