朝日の撮影

有光智彦

2010年03月21日 00:17

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久しぶりにブログを更新します。
諸々の用事で海に入ることが減った3月前半でした。
その代わり,街角や原っぱで小さな昆虫や草花,また早朝は,
朝日の撮影をしました。
冬から春(沖縄に春という季節感はなさそうだけど)にかけての
朝日は,あっさりしていて色彩の変化に乏しいように思います。
夏の朝日には美しい色の変化があり,毎朝がとても楽しみです。

3月20日の日の出は,6時34分でした。
今日も出掛けていきました。
撮影は,日の出の1時間前に起床します。40分前ぐらいになると
東の空が白々と明け始めますので,遅くともそれまでに撮影場所に
到着しなければなりません。

朝の空気の新鮮な中をカブ号で岬に向かいます。
岬に着くといつもの要領で三脚を立てお日様の昇ってくる方向に
セットします。
寒くはないので平気です。
持ってきたコーヒーを飲みながら,やがて訪れる空の色の変化を
待ちます。岬の先端に立つとちょうど久高島の向こうから朝日が
昇ってくることになります。
久高島は平らなので小高い岬からは久高島越しに水平線が見えています。



掲載した写真は,今日のではなく,数日前に写したものです。
お日様が出る前にちょっとばかり先行した三日月が低高度に輝いて
いました。深宇宙色の空に三日月がかかりとってもきれいです。
そのお月様も次第に昇るお日様の光にかき消されて,やがて
見えなくなりました。
私はまだ満月のお月様が水平線からお出ましになるところを見たことが
ありません。見てみたいものです。


朝日が上がってしまうと帰り支度をしますが,背後の草むらが気になります。
ちょっと覗いてみると,もうだめです。
そこには,ねじ花が咲き,朝の露が草々の葉っぱの上に輝いています。
時の経つのも忘れ,それらの撮影に没頭することになるのです。



気が付くと10時を廻り,既にお日様は空高く昇っているのです。



それも,海とは違いますが生きものたちの命の輝きを伝える一つになると
思うと無駄ではありません。



あと数日でmokumoku(もくもく)での写真展が終わります。



お店には手作りの品々がところ狭しと並べられています。
写真展が終わりましても時々寄ってみてください。
暖かい気持ちになれると思います。


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