お月見
9月8日の夜は十五夜でお月見の日でした。
夕方、隣のおばあさんが『今夜は十五夜だからよ、お月見をするからさ』と、
ご自分で揚げた野菜てんぷらと、お団子、お菓子を持ってきてくださいました。
夕暮れ時、低い空を見ると、ぼんやりとした大きな月が上がっていました。
東の窓を開け、頂いたご馳走をお月様にお供えし、健康への感謝と、
家内安全を祈願しました。また、お家の守り神であるヒヌカン様と神棚にもお供えし、
祈願しました。
おばあさんのお家の縁側から、賑やかな話し声や笑い声が沖縄民謡とともに
聞こえてきます。
日常の忙しさの中にも、昔から続く自然と人との確かな関わりを感じました。
夜も更け床に着くと、窓越しに大きなお月様が優しく輝いていました。
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