主に海の生きものたちをご紹介していますが、週末に台風が来たり、
雨だったり、海が時化ていたりと、なかなか撮影のタイミングが合いません。
そのような時は、近所に草花や昆虫の撮影に出掛けます。
近所での撮影は、お家の敷地から壁越しに、少しはみ出している植物や、
葉上の昆虫、公園などに咲いている小さな草花などが対象です。
ほぼ同じコースを巡って撮影しますが、季節や時間、天気などにより、
咲いている花や生きものたちの種類が違い、目を楽しませてくれます。
また、朝や夕方、雨上がりなど光の明暗や射し込む方向などにより、
対象の美しさが変化します。
今夜最初にご紹介する生きものはカタツムリです。
夕方の雨上りに、アジサイの花の上にカタツムリをみつけました。
ゆっくりと移動しています。何か食べているのでしょうか。
しばらくすると、射し込む光が強くなり、花の奥に隠れてしまいました。
壁の上面でもカタツムリが食べ物を探しています。
撮影中、足元を這っているカタツムリを踏まないよう気をつけなければなりません。
木の陰で日光があたりにくい壁の上は、背の低い苔で覆われています。
その上をカタツムリやアリ、ヤスデなどが行ったり来たりしています。
苔に付いた雨のしずくが、光を受けてキラキラと輝いています。
別の晴れた日には、花々が生き生きと咲いていて、そこには多くの昆虫たちが
集まっていました。
黄色い花はヘチマでしょうか、小さな虫が花を食べています。
老人福祉施設の庭先に咲いているランタナは桃色と黄色の組み合わせが
きれいです。蝶が蜜を吸いに来ていました。
ランタナの実にも虫が来ています。
白っぽいランタナもあるのでしょうか。
光があたるときれいです。
植物は上に上に太陽に向かって伸びていきます。
次回は海の生きものたちをご紹介できたらと思います。