泡瀬工事再開

有光智彦

2011年10月27日 19:08

いよいよ泡瀬干潟の埋め立て工事が明日28日から始まるようです。
現場ではすでに浚渫土砂を現場海域に投入する大きな作業船が横付けしています。
囲まれた海域に浚渫した土砂(ヘドロ?)を投入するようですが,当然海水はあふれる
ので外へ逃がさなければならないでしょう。
その濁った海水が周囲の自然環境にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
そのような対策は考えられているのでしょうか。


・2度の裁判で負け,事業が中断したのにもかかわらずなぜ再開できるのでしょうか。
・3度目の裁判が始まりますが,裁判中も事業を行うことができますが,
 事業者がそのようにしたとして,埋め立て工事が進み,後に裁判に負けたとしたら
 その間に使われた税金の負債は誰が責任を持つのでしょうか?

 司法とは? 民主社会とは? どうしても疑問が残ります。

たくさんの人がこの事業に?を持ち,新聞でもいろいろと批判されていますが,
県民への説明もされていません。そのような状況の中で事業が強行できる
社会に不安を感じます。私たちを守るべき国や県や市が説明できないことを
しようとしているのです。

お知らせです。
明日,市民による抗議行動があります。
場所は沖縄市の新港地区東埠頭ゲート前,時間は午前9時~10時です。
私たち市民が「NO!」を意思表示できる数少ない機会だと思います。



ミナミコメツキガニがお食事中です。


泡瀬干潟はこんな海です。


ホームページ「海から伝えたいこと」を更新しました。

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