有光智彦

2013年09月16日 23:32

泡瀬干潟の沖合に広がる白砂の海域はいろいろな生きものが暮らす
清らかな海です。現在、その海にマリーナを建設しています。

今年のはじめ頃は、海底を深くするための浚渫船が来て作業をしていました。
砂はすぐ横に建設中の埋立地に空気圧送船を通じて投入されています。

浚渫は現在中断していますが、工事計画では再開される予定です。

写真をクリックすると大きくなります。

浚渫が行われた海域付近の写真です。
写真は今年の3月末に撮影したものです。
白砂に透明なさざ波が打ち寄せています。
工事が無ければ波と風の音のみで、とても静かで心落ち着く場所です。


下の写真は今年の1月に写した浚渫の状況です。

海底の白砂を巨大なグラブでつかみ取っています。

その砂とはサンゴ礁由来の白砂でサンゴのかけら、有孔虫の骨格、
微小な貝殻、ウニの棘などいろいろな生物の遺骸から成っています。
一番左の写真は、海底の砂を肉眼で見た状態、真ん中と右が拡大して撮影したものです。


生きものたちが気の遠くなるような年月をかけて作り上げてきた砂なのでしょうか。

関連記事