泡瀬干潟ミニ写真展

有光智彦

2010年04月20日 03:41

4月25日は,沖縄市長の選挙の日です。

それぞれの政策を掲げ宣伝活動が続いているようです。
泡瀬干潟はどうなるのでしょうか。

泡瀬干潟は,昔から人との関わりを持った海です。
それぞれの立場でそれぞれの海への思いがあることでしょう。
私も,それほど長い時間ではないけれど,泡瀬の海を
私の視点で見てきました。
でも,見て知ったものは,すごく小さな範囲のことだと思っています。

タコ取りのおじさんは,おじさんが毎日見ている海があり,
海藻を集めるおばさんや貝を掘る人にも,それぞれの海の話しが
あることでしょう。

でも,まだ,泡瀬干潟に行ったことがなく,知らないのです。という
方も大勢いるかもしれません。

そこで,政治とは関係なく,また推進派でも自然保護派でも無い
私見を入れない中立の立場で,ありのままの泡瀬の海の写真展を
することにしました。

泡瀬の海は,発展した市街地の直ぐ隣にある海ですが,そんな海に
にサンゴが生息し,夏の夜に一斉に産卵していることを知っている
でしょうか?

貝やゴカイは海水を浄化し,ミナミコメツキガニやナマコは
干潟の砂を浄化しています。毎日規則正しく干潮と満潮が繰り返され
,生きものたちの営みは,人間社会とは無関係に続いています。

泡瀬の干潟のことや海のこと,そこに住む生きものたちのことを
知ってほしいと思います。
そして,この海についてどうするのかを考えてみてほしいと思います。

写真展は沖縄市の琉球ジャスコ1階のロビーで行います。
ポスターを添付しておきます。


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