日中は,春のような陽気です。
Tシャツ一枚で十分です。
運動すると直ぐ汗がでます。
今日も海へ向かいます。毎日入らないと気が済まないのです。
困ったものです。
潮は,昼間に満潮を迎えます。午後遅く引き始め日没後に最干潮と
なります。
今日は天気がよいのでカブ号で出発です。
時速30キロで気持ちよく走ります。エンジンの音も軽やかです。
今日の知念の海は穏やかでコントラストも鮮やかです。でも,真夏の
海の色に比べるとまだまだです。太陽の光線が弱いのでしょう。
志喜屋(しきや)漁港を眼下に見て進みます。
たくさんの漁船がイノーに繰り出しています。
辺りは,もずくの産地です。少しばかり黒く見えるのが,もずくの
養殖場だと思います。遠くに「コマカ島」と「久高島」が見えます。
真夏は「コマカ島」への観光ツアーがあります。無人島です。
私はまだ行ったことがありません。
満開のヒガンザクラを見ながら走ります。
やや!前方に黒い雲。これは,雨かな?と思いましたが
ここまで来て帰るのもおしい。なんとか晴れないかと思いながら
大度に向かいます。
14時頃に大度海岸へ着きました。
小雨が降り始めました。しばらく待機です。
15時,晴れ間が覗いてきたので海に入ることにしました。
サーファーがボードを担いで上がってきます。
これから干潮に向かうのです。
今日の海水は冷たく感じます。
まだ,満潮にちかい海をイノーの中央部に向かって進みます。
水深は最深部で3メートル。誰もいません。独り占めの海です。
いつもの魚に会いに沖を目指します。
途中,巨大なハマサンゴの上を通過します。
そこには,ファーマーズフィッシュと呼ばれるスズメダイの仲間がいます。
古くなったサンゴの上に大好物の海藻を育てている魚です。
他の魚が近づくと追っ払います。
私が近づいても威嚇してきます。なかなかの強者です。
怒った顔が素敵です。
目的地に着きましたが,今日はいつもの魚の姿が見えません。
干潮の潮の流れが急なためなのでしょう。
残念ですが,また今度。
その代わり,オコゼに会いました。
土建屋さんのヘルメットが似合いそうです。笑。
海水温は意外に低く,二重のウエットスーツでも長時間は無理な様です。
2時間で上がりました。
300円でシャワーを使わせてもらい帰り支度をします。
真っ赤な夕日が沈んで行きます。
帰り道は,夜間走行です。30キロでとろとろ帰ります。
それでも早く見えるのが不思議です。
港川辺りで,いつもの牛舎の臭いを嗅ぎ,(くっさぁー!)
志喜屋手前でヤギの臭いが来ます。(うんーん,デリシャス!)
ときどき花の香りで癒されます。
バイクは車と違い自然を身体で感じることができるのでいいですね。