2010年07月08日

写真展と講演

 沖縄・生物多様性市民ネットワーク主催により,パレットくもじの
市民ギャラリーでたくさんの団体と個人が合同で写真展を開催します。
 また,ジョイント企画で講演会が先行して行われます。
 案内が遅れてしまいましたが,よろしかったら見に来てください。
 私の話は,私が海の中で見てきた生きものの姿や自然と人間社会との間における
問題点などを私の視点で語ってみたいと思います。
 詳しくは以下のとおりです。

写真展と講演
(シオマネキの仲間)


沖縄・生物多様性市民ネットワーク
COP10(第10回生物多様性条約締約国会議)100日前イベント
     第6回 合同写真・作品展

       生物多様性
  ~小さな島々沖縄の大きな宝~
 
   島々に息づく様々な生命(いのち)のつながり
   環境、平和、人権のつながり
   発見してください、あなたの足元につながっている、
   沖縄の自然を、沖縄のすがたを。

 日時:7月13日(火)-18日(日)午前10:00-午後7時
    最終日は午後5時まで
 場所:那覇市民ギャラリー(パレットくもじ6F)
    入場無料
 主催:沖縄・生物多様性市民ネットワーク/沖縄地域作業部会(CBD市民ネット)
 後援:WWFジャパン

随時、写真家、出展者のガイドや説明があります。

blog→http://okinawabd.ti-da.net/e2901477.html
チラシはこちらの案内から→HP:http://www.bd.libre-okinawa.com/

写真展と講演
(ありみつさん,なにか美味しいものもっていませんか!)


【ジョイント企画】
なは女性センター講座
   「生物多様性:小さな島々沖縄の大きな宝」
   海の生きもの写真家が伝える生物多様性
   講師:河村雅美(沖縄・生物多様性市民ネットワーク/CBD市民ネット沖縄
地域作業部会)
       有光智彦(海の生きもの写真家)
   とき:7月10日(土) 午後2:00-4:00
   ところ:なは女性センター (新都心銘苅庁舎1F)
       TEL.098-951-3203 / FAX.098-951-3204
       インターネット受付はこちらから
       
http://www.city.naha.okinawa.jp/danjo/new/2010kouza/seibututayousei.htm

写真展と講演
(まずは触覚のお手入れ)

   
【関連企画】
第3回 美ら海写真展
   7月14日~7月28日(那覇空港国内線ビル2階ウェルカムホール)
   7月29日~8月31日(那覇空港国内線ビル3階ギャラリーAW側)
    主催:NPO法人沖縄県ダイビング安全対策協議会
    共催:沖縄県自然保護課

問い合わせ先:大城博 090-5731-8785
       沖縄・生物多様性市民ネットワーク

後援:WWFジャパン  
この事業は、2009年度WWFエコ・パートナーズの事業支援を受けています。

沖縄・生物多様性市民ネットワーク
HP:http://www.bd.libre-okinawa.com/

写真展と講演
(みんなで食べて干潟のお掃除)


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Posted by 有光智彦 at 08:38 │写真展
この記事へのコメント
久しぶりです。

しばらく、ブログを拝見していなかったので、6月位から、読んでみました。

そして、ちょっと、苦言する事にしました。

人と直接、すったもんだするのは、やめましょう。

どんなに、悔しくても、手を出さないように。

これは、私の命令です。(手を出したら、その場で、負けよ。)

言いたい事は、貴方のコメントの返事を、読んだので分かりますが

でも、だめです。 暴力絶対反対とか、そう言う事ではないので、

はき違えないでね。

そのうち、沖縄へまた行きます。  元気で活動していてね。

応援しています。
Posted by iwamoto at 2010年07月09日 16:00
iwamoto 様

こんばんは。

すべてを承知の上での行動でした。
ブログに掲載した理由は,私の愚かな行動を知ってもらいたかった
のではなく,生きもの(自然)と人間の関係をみんなに考えてほしかった
からです。私のとった行動はどう評価されてもかまわないのです。

鳩山首相はパンドラの箱を開け,沖縄の基地問題論争のきっかけをつくってくれました。今まで無かったことです。
映画ザ・コーヴは,内容の評価はどうであれ,生きものと人間との関係について考えるきっかけを与えています。

事象の本質を真剣に考えることが避けられてきた日本,これからは
いろいろな問題を深く思考し,結果を出してほしいと思います。
そうして出された結果なら,意味があると思うのです。

まずは,知ることです。知らせることでもあります。

iwamotoさん,心からのご忠告の心に感謝しています。
ありがとうございました。
Posted by 有光智彦 at 2010年07月10日 02:37
有光智彦 さん

ブログの足あとから来ました。ご訪問、ありがとうございました。
「生物多様性」の講演会に参加した者です。
講座では貴重なお話と、海の生き物の写真をありがとうございました。

既に私の記事も読んでいることと思いますが、頂いた資料には「耳の痛くなるような話」もあって、講座ではそれを前面に出している感じはしませんでした。

個人的には、もっと積極的に出しても良かったような気がします。
やりすぎると「すったもんだ」になるのかも知れませんが…。

6月17日の記事も読ませて頂きました。
色々と考えさせられる記事ですね。(こんな時刻になってしまいました。)
2人の夫婦に否定的な意見もあれば、有光さんを批判する意見もありました。
更に視野を広げれば、おそらくクマノミは商業目的の採取でしょうから、夫婦から買い取る業者がいて、運ぶ、保管(飼育)する、販売する方々がいて、それを観賞用に飼いたいとおねだりをする子供達がいて、子供のために買い与える親がいる、という構図が思いつきます。

問題提起をしている有光さんを責めたところで、問題が消えることはありません。
無理解な2人の夫婦を問題視しても、「水槽でクマノミを飼いたい!」という需要がある限り、別の誰かが採取するのではないか?と思います。

人が「ペットを飼いたい」という気持ちを抱くきっかけは様々だと思います。
映画「ファインディング・ニモ」を見たからかも知れませんし、テレビ・雑誌・マンガなど、様々なメディアからの影響があると思いますが、「メディア規制をかけよう」という話にまで飛躍しそうです。

突き詰めていくと、本当に難しい問題だと思います。
それでも私たちは、思考を停止させる訳にはいかないのだと思います。
お互い、頑張りましょう。(長文、失礼しました。)
Posted by アナログアナログ at 2010年07月14日 02:55
アナログ 様

こんばんは。
コメントありがとうございます。

私は仕事柄,パソコンとデジタルカメラを使いますが,アナログの方が好きな人間です。笑い。

先日は,わたしたちの講演会にお越しくださいましてありがとうございました。
また,資料の内容ををご自身のブログに掲載して頂きましてとても感謝しています。

講演の内容を振り返り,私なりに幾つか反省しているところです。
その中のトップはご指摘のとおり,問題提起の発表をしなかったことでした。

沖縄の海の沿岸の状況をより正確に知っている現場の人間は,
知った以上は伝える責任があると思っています。
次回,同様に講演が予定された場合,おそらく私は躊躇することなく,
数々の問題点を主に伝えます。

本来のわたしのスタンスは,現実の問題を直視し公開することに主眼を置いています。その写真がどんなに凄惨でも目を背けずに見てほしいと思います。そして自分のこととして考えてほしいのです。
特に子どもたちには,大人に話す内容と全く同じものをわかりやすいように調整して伝えられるように心掛けています。何故なら,大人よりも子どもの方が,もの事の本質を見抜いていることがあるからです。

観賞魚の件もアナログさんがおっしゃるように求める人間がいるからです。
われわれ人類がもう一段精神的に進歩すれば,また違った展開になるかもしれません。

私は,様々な問題の解決の糸口は,人間の精神(心のありかた)にあると思っています。政治も経済も科学もそれに伴う問題を対処療法的に解決できても人間精神に倫理が無ければ問題の根は解決しないと考えたからです。

私は,写真と文章を使い,生命への畏敬について伝えているのですが,同時に人の心も善の方向へ変えられたらという理想をもっています。

今日も写真展の会場でウチナーンチュの写真家と話していたのですが,現代は,人と海の関わりが昔に比べ希薄になり,海とのつきあい方がへたくそになったと言っておりました。

かつての琉球王国時代の人々は,高い精神性を備えていたのではないでしょうか。どのような人々が暮らしていたのかを調べることが,これからの自然と人の関係に何かのヒントがあるように思います。

それぞれの得意とする分野で,社会が少しでも謙虚で誠実なものになるように取り組んでいきたいものです。
私は,アナログさんのブログの内容に共感します。
これからもどうぞよろしくお願いします。
Posted by 有光智彦 at 2010年07月15日 01:14