2014年05月11日
生命に満ちた海
1月からブログの更新が滞っていましたが、この間に数回ほど海の中を
見ることができましたので、その様子をお伝えします。
掲載した写真は、沖縄本島の浅い海(波打ち際~水深約2メートル)で素潜りにより撮影しました。
生きものたちの表情や営みをご覧ください。
写真をクリックすると大きくなります。
1月の海では、水中を漂うさまざまな微細な生きものたちと出会いました。
まるで海水のスープの中を泳いでいる感じです。

クラゲのようなもの、細長い形のもの、お団子のような形のものなど、いずれも数ミリの大きさです。




ソフトコーラルの上ではイシガキカエルウオが日向ぼっこをしていました。


3月~4月の海の中では微細な生きものたちが増えていました。
海底付近や岩陰などに群れています。カイアシ類?でしょうか。


これらの生きものたちは小さな魚たちのご飯になるのかもしれません。
これから迎える産卵の季節に備えての栄養源にもなるのでしょうか。
ハマサンゴなどに棲みつくイバラカンザシです。ゴカイの仲間で大きさは2~3センチぐらいです。
赤、黄、緑、紫、白、黒、ミックスやまだら模様のもあり実にカラフルです。




岩陰沿いに移動しているのはミナミハコフグの幼魚です。
写真を撮ろうと近づくと、何度も振り返りながら岩陰に隠れてしまいました。


ヤドカリがお食事中です。ヤドカリはいつ見ても何かを食べているように見えます。


ヤドカリとヘビギンポのツーショットです。


イシガキカエルウオです。よく見かけます。


5月は水温がわずかに上がりました。微細な生きものたちはあちらこちらで群れをつくっています。
写真の生きものたちはエビのような形をしています。大きさは約2~3ミリです。




ソフトコーラルの上ではヤエヤマギンポがくつろいでいます。気持ちよさそうです。

ツマリギンポ?がこちらを見ています。愛らしい顔をしています。

イシガキカエルウオも見ています。撮影したくなる生きものがたくさんいます。

私が旦那と呼んでいるトラギスの仲間です。表情がユニークです。


海底に目を向けると、サンゴのかけら、ウニの棘、貝殻などかつてその海で生きていた
生きものたちの痕跡が残っています。
それをじっくり観察するのが楽しみの一つです。
左下の写真の中央に小さなタカラガイの殻が写っています。
右下の写真の中央は骨格が青いアオサンゴのかけらです。


沖縄は梅雨の真っ最中です。
今日は晴れていましたが、連日の降雨で海は濁っています。
海は穏やかですが、撮影には向いていないのが残念です。
沖縄本島の沿岸開発は、那覇空港第二滑走路の増設に伴う大規模な埋め立て、泡瀬干潟の
人工島建設による埋め立てが共に進行中。
辺野古(へのこ)では米軍基地建設による埋め立て計画が進行中。
浦添(うらそえ)市では沿岸を埋め立ててリゾートと米軍の軍港を建設する計画が進行中です。
狭い島内の各海域で海が埋められています。
今回撮影した海域に開発の計画はありませんが、たとえ汚れている海でも、自然が色濃く残る海でも、
そこに棲んでいる生きものの種類の多さや数に関係なく、どのような海にも生きものたちの営みがあり、
こんな顔をして、こんなしぐさをするんだよという生きものたちのありのままの姿を伝えられたらと
考えています。少しでも多くの人が海や海に棲む生きものたちのことを知ることで、
海の開発を考えるきっかけとなればと思います。
見ることができましたので、その様子をお伝えします。
掲載した写真は、沖縄本島の浅い海(波打ち際~水深約2メートル)で素潜りにより撮影しました。
生きものたちの表情や営みをご覧ください。
写真をクリックすると大きくなります。
1月の海では、水中を漂うさまざまな微細な生きものたちと出会いました。
まるで海水のスープの中を泳いでいる感じです。

クラゲのようなもの、細長い形のもの、お団子のような形のものなど、いずれも数ミリの大きさです。




ソフトコーラルの上ではイシガキカエルウオが日向ぼっこをしていました。


3月~4月の海の中では微細な生きものたちが増えていました。
海底付近や岩陰などに群れています。カイアシ類?でしょうか。


これらの生きものたちは小さな魚たちのご飯になるのかもしれません。
これから迎える産卵の季節に備えての栄養源にもなるのでしょうか。
ハマサンゴなどに棲みつくイバラカンザシです。ゴカイの仲間で大きさは2~3センチぐらいです。
赤、黄、緑、紫、白、黒、ミックスやまだら模様のもあり実にカラフルです。




岩陰沿いに移動しているのはミナミハコフグの幼魚です。
写真を撮ろうと近づくと、何度も振り返りながら岩陰に隠れてしまいました。


ヤドカリがお食事中です。ヤドカリはいつ見ても何かを食べているように見えます。


ヤドカリとヘビギンポのツーショットです。


イシガキカエルウオです。よく見かけます。


5月は水温がわずかに上がりました。微細な生きものたちはあちらこちらで群れをつくっています。
写真の生きものたちはエビのような形をしています。大きさは約2~3ミリです。




ソフトコーラルの上ではヤエヤマギンポがくつろいでいます。気持ちよさそうです。

ツマリギンポ?がこちらを見ています。愛らしい顔をしています。

イシガキカエルウオも見ています。撮影したくなる生きものがたくさんいます。

私が旦那と呼んでいるトラギスの仲間です。表情がユニークです。


海底に目を向けると、サンゴのかけら、ウニの棘、貝殻などかつてその海で生きていた
生きものたちの痕跡が残っています。
それをじっくり観察するのが楽しみの一つです。
左下の写真の中央に小さなタカラガイの殻が写っています。
右下の写真の中央は骨格が青いアオサンゴのかけらです。


沖縄は梅雨の真っ最中です。
今日は晴れていましたが、連日の降雨で海は濁っています。
海は穏やかですが、撮影には向いていないのが残念です。
沖縄本島の沿岸開発は、那覇空港第二滑走路の増設に伴う大規模な埋め立て、泡瀬干潟の
人工島建設による埋め立てが共に進行中。
辺野古(へのこ)では米軍基地建設による埋め立て計画が進行中。
浦添(うらそえ)市では沿岸を埋め立ててリゾートと米軍の軍港を建設する計画が進行中です。
狭い島内の各海域で海が埋められています。
今回撮影した海域に開発の計画はありませんが、たとえ汚れている海でも、自然が色濃く残る海でも、
そこに棲んでいる生きものの種類の多さや数に関係なく、どのような海にも生きものたちの営みがあり、
こんな顔をして、こんなしぐさをするんだよという生きものたちのありのままの姿を伝えられたらと
考えています。少しでも多くの人が海や海に棲む生きものたちのことを知ることで、
海の開発を考えるきっかけとなればと思います。
Posted by 有光智彦 at 23:03
│海の生きもの 4~6月