魚と卵
スズメダイのお父さん?が一所懸命,卵を守っている姿を見つけました。
魚の世界では,よくお父さんが卵の世話をするといいます。
枝サンゴの白化した部分にたくさんの円筒形をした卵が産み付けられています。
写真は6月22日に撮影した様子です。
まだ,目は見えませんが,下の写真の6月25日にははっきりと目が出来ている
のにはおどろきです。卵は同じ部分を撮影しています。
魚のお父さんは,外敵がきたら追っ払い,またサンゴの間を行ったり来たりして
潮通しを良くし,更に唇でやさしく卵を掃除しているようです。
とてもこまめです。
唇は,ふわふわでやわらかそうに見えます。
この魚は,卵を育てるためにこのような唇になっているのでしょうか。
もう生まれたでしょうか。
次に訪ねた時は,大海原に旅立った後かもしれません。
でも,外敵は無数にいます。
親になるまで生き残れるのは,ほんの数匹かもしれません。
とても過酷で残酷な条件の下に成長していくのでしょう。
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