どう生きるのか

有光智彦

2011年11月25日 00:28

昨日は暖かい一日でした。
家の裏の空き地に撮影に行ってみました。そこは年に2度ばかり人の手が入り
草刈りが行われるほかはいつも草ぼーぼーの状態です。
私は空き地の端に腰を下ろし草長けと同じ高さの視線で辺りを観察します。
撮影範囲は私を中心にして手の届く範囲です。たまに寝そべります。
いろいろな生きものたちの営みを見ることができます。

ミツバチがひっきりなしに飛び交います。白い花の花粉を集め終わり離陸した
瞬間に入れ替わるようにこんどは蝶がやって来て蜜を吸っています。



草の葉っぱの上ではアリが触角のお手入れをしています。
茎や花の辺りをせっせと往復しています。



交尾をしている虫もいます。2匹の羽は虹色に輝いていました。



ちょっとだけふとっちょの虫がいます。飛べるのかな。



小さなバッタもいます。ながーい触角がアンテナのようです。



私たちの身近なところにはこんなにもたくさんの生きものが生きています。
一見私たち人とは何の関係も無いように思えますが,時間の差こそあれ,
地球の上で共に進化してきた生きもの同士です。



地球の環境とそこに生きる生きものは全体のバランスのなかで相互に
関係しているのではないでしょうか。

生命とは何でしょう。本質的な違いがあるのでしょうか。



私たち人は他の生きものたちと共に生きていくことを選ぶのでしょうか。
それとも,このまま人間本位の生き方を続けるのでしょうか。

どちらに向かうのかは,結果として社会全体の流れだとしても,
それを決めるのは一人一人の考え方や実践だと思います。


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