春の兆し
明日から3月です。沖縄は徐々に夏に向かい始めます。
4月から5月ぐらいは「うりずん」と呼ばれていて、一年じゅうで最も
過ごしやすい季節です。
空き地の草むらでは小さな草花が元気いっぱいに咲いています。
草むらの奥の方も見てみたいのですが、足で踏みつけたくないので、
舗装された道路に膝をついて撮影することにとどめました。
どの花も1㎝以下の小さな花たちです。
写真をクリックすると大きくなります。
濃い青色の花は「ルリハコベ」と言います。
内地では見かけない草花です。
「きゅうりぐさ」でしょうか。内地のとは少し違うようです。
黄色や1㎜ぐらいの小さな花もあります。
どこにでもあるただの草むらですが、しゃがんで視線を落とし、
ゆっくりと観察してみると、おもしろいものです。
内地でも福岡辺りでは、そろそろ田畑の隅っこなどに「ホトケノザ」や
「きゅうりぐさ」などの春の草花を見つけることができると思います。
そして、ときどき、ちよこまかと動き回るアリやテントウムシなども
見つかることでしょう。
これからは太陽の光が強くなり、青空に深みがでてきます。
季節はめぐり、それぞれの生きものたちの営みもめぐります。
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