足元の営みⅢ
浦添市の西海岸開発の2回目をアップする準備を進めていますが、
生きものたちのことも伝えたいので今夜のテーマを足元の営みに
しました。
沖縄も内地同様に寒くなってきました。
今年は例年よりも寒くなるのが早いようです。
それでも日中晴れると20℃を超え、仕事をしていると暑く感じることがあります。
ちょうど草むらでは春に咲いた草花たちが再び咲き始めています。
夏は太陽光線が強いせいか、草花はあまり見かけないように思います。
写真をクリックすると大きくなります。
きく科のシロノセンダングサが原野に群生しています。
沖縄ならどこでも見かける草花で一年中咲いています。
ルリハコベです。2月から3月頃、春の訪れとともに咲きますが、今の季節にも
咲くようです。
小さな昆虫たちがたくさん集まってきています。
海の中のサンゴに、たくさんの生きものが集まってくるのと似ています。
右の写真の蝶はアサギマダラ?でしょうか、内地と南西諸島などの間を
何千キロも飛んで行き来していると聞きました。
時々、羽に記号を書き込まれた蝶を見かけます。追跡調査をしているのでしょう。
※上記の記述の内容について、蝶や幼虫に詳しい方から
右の写真の蝶は、「リュウキュウアサギマダラ」です。というアドバイスを頂きましたので、
説明を掲載します。
なお、文章の掲載については、ご本人様に了承を頂いています。
「リュウキュウアサギマダラは,その名の通り,南方系の蝶ですので,
南地域で少し渡りをするのかもしれませんが,南地域から北へ渡る報告は存じません。
日本本土にもいて渡りをするアサギマダラは後翅が茶色です。」
「アサギマダラ」の写真を掲載しておきます。
翅に記された記号の意味も教えてくださいました。
「「MH」という人が「11月18日」に、「沖」縄で、今年の秋のマーキングの「141」番目の個体として
マーキングしたという意味」だそうです。
雨上がりの草むらは植物が生き生きしています。
葉上に雨水の水滴が並んでいます。
タンポポの種です。光を受けてキラキラと輝いています。
背後の青空がきれいです。
葉上の朝露です。夜晴れると放射冷却で気温が下がり、朝には無数の小さな水滴が
並びます。
ハナアブの仲間でしょうか、シロノセンダングサの前でホバリングをしていました。
夕方5時にはもう日暮れです。
今夜は冷えそうです。
関連記事