2018年04月16日
泡瀬干潟2018年3月
春の大潮の季節です。海は沖の方まで引くようになりました。
水に入って撮影をするため、ウェットスーツを着たまま歩いて沖に向います。
途中、広大な干潟を歩いていると、太陽が雲に隠されて暗くなるのがよくわかります。
遠くの方から陰が近づいて来て、通り過ぎるとまた明るくなります。
砂地のところどころには、二枚貝の殻が落ちています。
大きいもので7cmぐらいありそうです。
コメツキガニの仲間がみんなでお食事中です。
近づくと素早く砂に潜り危険を回避しますが、静かにしていると、出てきて再び食事を始めます。
写真は砂から出てきたところです。
砂の上を移動している生きものがいるので、よく見ると1mmほどの
コメツキガニの赤ちゃんでした。
身体は半透明ですが、姿は親に似ています。
潮溜まりではイソスギナが元気に成長しています。
1時間近く歩くと海草藻場がしげる海に着きます。
海底の砂は白っぽいので、海の色は空色に見えます。
水深は1m未満ですが、満潮の時は2mを超えているところです。
この日は風があり、波が立っていたので水中もやや濁っていました。
海底には何種類かの海草が見られ、細く短いのや、10cmほどの
長さの海草、まるい葉っぱなどさまざまです。
浅くなった海草藻場を数百メートル泳ぎながら生きものの観察をします。
細い海草や藻類には小さな巻き貝やワレカラの仲間がたくさん付いています。
海草の少ないガレ場で、カニの仲間のソデカラッパを見付けました。
なにやら石の前で踊っています。
細い足を伸ばしたり縮めたり、ハサミ脚を前に出したり引っ込めたりと
なかなかユニークな動きです。もっと近くで鑑賞しようと近づいたら逃げて
しまいました。石の下をのぞいてみると、メス?のカニがいたので
プロポーズの最中だったのかもしれません。ごめんなさい。
泳いで岸に向かっていると3cm大の丸いものを見付けました。
そっと手に取るとサンゴであることがわかりました。
全体にポリプがあり、上下がはっきりしません。
潮に転がるなどして、たまたま球形になったのでしょうか。
小さなカニの甲羅と一緒に赤色の生きもの?を見付けました。
5mmほどで形はエボシガイに似ています。
生きものを観察していると、つい時間を忘れ、気がついたら干潮の
ピークを大きく過ぎていることがあります。
平らな干潟では、満潮がどんどん押し寄せてきて、あっという間に
水の中になってしまいます。
そうならないためにも、早めに岸に戻ることが大切です。
水に入って撮影をするため、ウェットスーツを着たまま歩いて沖に向います。
途中、広大な干潟を歩いていると、太陽が雲に隠されて暗くなるのがよくわかります。
遠くの方から陰が近づいて来て、通り過ぎるとまた明るくなります。
砂地のところどころには、二枚貝の殻が落ちています。
大きいもので7cmぐらいありそうです。
コメツキガニの仲間がみんなでお食事中です。
近づくと素早く砂に潜り危険を回避しますが、静かにしていると、出てきて再び食事を始めます。
写真は砂から出てきたところです。
砂の上を移動している生きものがいるので、よく見ると1mmほどの
コメツキガニの赤ちゃんでした。
身体は半透明ですが、姿は親に似ています。
潮溜まりではイソスギナが元気に成長しています。
1時間近く歩くと海草藻場がしげる海に着きます。
海底の砂は白っぽいので、海の色は空色に見えます。
水深は1m未満ですが、満潮の時は2mを超えているところです。
この日は風があり、波が立っていたので水中もやや濁っていました。
海底には何種類かの海草が見られ、細く短いのや、10cmほどの
長さの海草、まるい葉っぱなどさまざまです。
浅くなった海草藻場を数百メートル泳ぎながら生きものの観察をします。
細い海草や藻類には小さな巻き貝やワレカラの仲間がたくさん付いています。
海草の少ないガレ場で、カニの仲間のソデカラッパを見付けました。
なにやら石の前で踊っています。
細い足を伸ばしたり縮めたり、ハサミ脚を前に出したり引っ込めたりと
なかなかユニークな動きです。もっと近くで鑑賞しようと近づいたら逃げて
しまいました。石の下をのぞいてみると、メス?のカニがいたので
プロポーズの最中だったのかもしれません。ごめんなさい。
泳いで岸に向かっていると3cm大の丸いものを見付けました。
そっと手に取るとサンゴであることがわかりました。
全体にポリプがあり、上下がはっきりしません。
潮に転がるなどして、たまたま球形になったのでしょうか。
小さなカニの甲羅と一緒に赤色の生きもの?を見付けました。
5mmほどで形はエボシガイに似ています。
生きものを観察していると、つい時間を忘れ、気がついたら干潮の
ピークを大きく過ぎていることがあります。
平らな干潟では、満潮がどんどん押し寄せてきて、あっという間に
水の中になってしまいます。
そうならないためにも、早めに岸に戻ることが大切です。
Posted by 有光智彦 at 00:01
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