2009年02月04日
小さな仲間
沖縄は暖かい陽気が続いています。
日中の気温は24℃ぐらいあります。直射ではもう少し高いと思います。
紫外線もかなり強いので長時間外にいると顔が日焼けします。
沖縄の桜も満開です。メジロでしょうか,プルプルと羽を振るわせて
隣の枝の仲間と会話をしていました。

海の中は,22℃と12月,1月と変化していません。
ウエットスーツのベストとその上に5ミリ厚のウエットスーツを着装しますが
3時間以上入っていると冷えてきます。
日射しがあるとイノーの浅いところやタイドプールでは水がほんのりと
暖かくなっています。太陽がありがたく感じます。
シュノーケルの場合は,黒いウエットスーツに太陽の光が吸収されて
幾分か背中が暖かいようにも感じます。
干潮の時,浅いイノーの海底も光のスペクトルが分散してキラキラと輝いていて
とてもきれいです。
これから迎える春,そして初夏にかけて海がどう変化するのか,じっくりと観察
しようと思います。
明るい日射しを受けてサンゴたちも嬉しそうです。
ポリプを延ばしています。




いろいろな色があります。
一見,岩にへばりついていて美しくなさそうなサンゴも近づいて観察すると
とても繊細な構造であることがわかります。




潮は,春に近づくにしたがい,よく引くようになります。
水面から海底までの水深が浅くなり,サンゴや他の生きものの観察が
しやすくなります。新しい発見もあったりします。
これからが楽しい季節です。
天気のいい日は小さな魚たちも,ひなたぼっこをしています。
生きものは,人間も魚も同じように太陽が好きですね。
驚かさないように観察します。
身体が緑っぽい魚はとても敏感です。
体長は1センチ弱。サンゴの隙間に住んでいます。
写真で撮るのは小さすぎて容易ではありませんが,何枚かなんとか撮影
できました。




赤と緑の模様と透けている身体がとてもきれいです。
じっと小さなものを見つめていると目が疲れます。
視界を普通の状態に戻します。このとき,こちらを観察している生きものが
必ずいますので,静かに周囲に目をこらすと見付けることができます。
いました!「ヤエヤマカエルウオ」の子どもです。
サンゴの陰からこちらをうかがっています。笑。
おどかさないように,こちらもサンゴの陰からそっと覗きます。


しばらく見ていると何事もなかったかのように食事を始めます。
食べているものは,岩や古いサンゴに付着した海藻のようです。
口でむしり取って食べています。


「イシガキカエルウオ」もサンゴの上にちょこんと乗ってこちらを見ています。


ときどき周辺を他の魚たちが通過していきます。
私はなるべく動かずに浮いています。そうすると,警戒を解いて日常の
素顔を見せてくれることがあります。

最近は,いつもの魚に会いたくて,よく同じ所に出掛けます。




つい熱中して夕方遅くまで水中にいたりします。
遅くなると,海岸で出逢う知人が心配しているようですから
明るいうちに陸に上がらないといけないなと反省しているところです。
日中の気温は24℃ぐらいあります。直射ではもう少し高いと思います。
紫外線もかなり強いので長時間外にいると顔が日焼けします。
沖縄の桜も満開です。メジロでしょうか,プルプルと羽を振るわせて
隣の枝の仲間と会話をしていました。
海の中は,22℃と12月,1月と変化していません。
ウエットスーツのベストとその上に5ミリ厚のウエットスーツを着装しますが
3時間以上入っていると冷えてきます。
日射しがあるとイノーの浅いところやタイドプールでは水がほんのりと
暖かくなっています。太陽がありがたく感じます。
シュノーケルの場合は,黒いウエットスーツに太陽の光が吸収されて
幾分か背中が暖かいようにも感じます。
干潮の時,浅いイノーの海底も光のスペクトルが分散してキラキラと輝いていて
とてもきれいです。
これから迎える春,そして初夏にかけて海がどう変化するのか,じっくりと観察
しようと思います。
明るい日射しを受けてサンゴたちも嬉しそうです。
ポリプを延ばしています。




いろいろな色があります。
一見,岩にへばりついていて美しくなさそうなサンゴも近づいて観察すると
とても繊細な構造であることがわかります。




潮は,春に近づくにしたがい,よく引くようになります。
水面から海底までの水深が浅くなり,サンゴや他の生きものの観察が
しやすくなります。新しい発見もあったりします。
これからが楽しい季節です。
天気のいい日は小さな魚たちも,ひなたぼっこをしています。
生きものは,人間も魚も同じように太陽が好きですね。
驚かさないように観察します。
身体が緑っぽい魚はとても敏感です。
体長は1センチ弱。サンゴの隙間に住んでいます。
写真で撮るのは小さすぎて容易ではありませんが,何枚かなんとか撮影
できました。




赤と緑の模様と透けている身体がとてもきれいです。
じっと小さなものを見つめていると目が疲れます。
視界を普通の状態に戻します。このとき,こちらを観察している生きものが
必ずいますので,静かに周囲に目をこらすと見付けることができます。
いました!「ヤエヤマカエルウオ」の子どもです。
サンゴの陰からこちらをうかがっています。笑。
おどかさないように,こちらもサンゴの陰からそっと覗きます。
しばらく見ていると何事もなかったかのように食事を始めます。
食べているものは,岩や古いサンゴに付着した海藻のようです。
口でむしり取って食べています。


「イシガキカエルウオ」もサンゴの上にちょこんと乗ってこちらを見ています。


ときどき周辺を他の魚たちが通過していきます。
私はなるべく動かずに浮いています。そうすると,警戒を解いて日常の
素顔を見せてくれることがあります。

最近は,いつもの魚に会いたくて,よく同じ所に出掛けます。




つい熱中して夕方遅くまで水中にいたりします。
遅くなると,海岸で出逢う知人が心配しているようですから
明るいうちに陸に上がらないといけないなと反省しているところです。
Posted by 有光智彦 at 02:31
│海の生きもの 1~3月