2011年08月02日

釣り具回収7月

※写真をクリックすると大きくなります。

釣り糸回収に出掛けました。
久しぶりの回収です。
釣場前の海はたくさんの人々でにぎわっていました。
海は透明度があまりよくはありませんでしたが,清らかな海水に触れる
ことがとても心地よく癒されました。

釣り具回収7月釣り具回収7月

今回は時間があいてしまったせいかサンゴに絡み付いた釣り糸が
たくさんありました。その幾つかは釣り糸が原因と断定はできませんが
既に死滅していました。

釣り具回収7月釣り具回収7月

うねりがあり引き潮の岩礁上での作業は困難を伴いましたがなんとか
釣り糸を回収しました。

釣り具回収7月

浅い海にはスク(アイゴの稚魚)の小さな群れがあちこちに見かけました。
みんな元気に藻類を食べていました。
スクは夏の旧暦の一日に沖の方からやってくるといいます。
沖縄ではスクガラスとして瓶詰めにされ食べられています。
でも海の中で出逢うかれらはとてもかわいい存在です。
身体の大きさは1.5㎝ぐらいでしょうか。
岩礁に付いている藻を食べながら移動しますが,定住している他の魚から
追い出されてしまいます。群れの中には何種類かの魚も混じっていることが
あります。混成チームなのでしょうか,みんなお友達という感じです。

釣り具回収7月釣り具回収7月

釣り具回収7月釣り具回収7月

この今年生まれたばかりのスクを撮っていると,どこからともなく
少し大きく成長したアイゴの群れが側を通過していきました。

釣り具回収7月

残念だったのはモリを持った中学生が無差別に生きものを襲っていたこと
でした。そのモリはスクの群れにも発射されました。

釣り具回収7月

私は外れたことを祈りましたが,しばらくして群れの中の一匹に傷を
負ったのを見つけて辛くなりました。左の写真の真ん中の子がその子ですが,
傷を負った以上長くは生きられないかもしれません。
相手のことを知ることでこのような行為がなくなることを願わずにはいられません。

釣り具回収7月釣り具回収7月

今年もモリが流行っています。
小中学生に聴くと,いきなり黄金伝説という番組に影響されていたと
たいてい答えています。
大人社会が危険なモリを子どもに販売し,テレビ番組は無責任なものを
作り放映する日本社会は成熟した社会なのでしょうか。

岩の上ではギンポの仲間のおちびさんが藻のごはんを食べていました。

釣り具回収7月釣り具回収7月

トラギスの旦那は威厳のある顔をして私を観察しているようでした。笑。

釣り具回収7月釣り具回収7月

誰でもがそうでしょうが,自然の中で過ごすことは癒されるものです。
この日は元気をもらって家に帰りました。


同じカテゴリー(釣り具の回収)の記事
2018年4月釣り具回収
2018年4月釣り具回収(2018-05-20 23:50)

サンゴの白化が心配
サンゴの白化が心配(2016-07-31 23:38)


Posted by 有光智彦 at 14:18 │釣り具の回収
この記事へのコメント
有光さんお久しぶりです。お元気そうでなによりです。私はいま、旭川にいます。いつも小さな生き物を可愛がる気持ち。素晴らしいです。いつかまた、お会いしたいです。
Posted by すぎさんです at 2011年10月02日 08:15
すぎさんへ

こんにちは。お久しぶりです。
ブログを再開されたことを知りました。
そちらは寒いですか。沖縄もずいぶん涼しくなりました。
ただ夏が終わってしまうのが寂しいですね。

ブログの更新を2ヶ月間していません。
この間,ホームページの作成に専念しています。
素人が作るものなのでどうなるかわかりませんが,
もう少しで完成します。

ホームページの作成が終わったらゆっくりと
すぎさんのブログを拝見させて頂きます。
身体に気を付けながら良い旅をしてください。
コメントありがとうございました。
Posted by 有光智彦 at 2011年10月02日 16:58