台風の風と波打ち際

有光智彦

2015年08月21日 00:06

台風15号による東寄りの風が吹いています。
海は大荒れです。沖合のリーフに大波が砕けて潮が飛び、辺りが白く煙って
います。リーフの内側にあるイノーにも波が達しています。


小さな浜に降りてみました。
1センチから2センチぐらいの「カツオノエボシ」という猛毒のあるクラゲが
何個体か打ち上がっていました。浮袋のある青っぽいクラゲですが、
打ち上がっているものでも触ると刺される場合がありますので、触ってはいけません。
   

小さなスナガニの仲間を見つけましたが、すばしっこくてなかなか写真に取れません。
周りの砂の色と同系色なので、どこにいるかわからなくなります。
 

小さな小さなオカヤドカリのあかちゃんを見つけました。
大きさは貝殻を含めても3ミリ程度で、身体はまだ透明のように見えます。
こんなに小さくても貝殻を背負って、岩を乗り越え一所懸命生きています。
どこにこれだけの生命力があるのでしょうか。
   



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