2008年11月16日

巨大ウミウシ

天気も上々,ゆっくりとイノーを観察していると
おもしろいものを見付けました。
大きなウミウシです。
ウミウシは,海の宝石とも言われ,とってもカラフルです。
普通の大きさは数ミリから数㎝までで見付けるのに要領がいります。
今回見付けたウミウシは,長さ12㎝のピンセットと比較しても
15㎝近くはありそうです。(伸び縮みするのでどこで計るのだろうか?)
今本 淳著「不思議ないきものウミウシ」という素敵な図鑑によると,
「ブッシュドノエルウミウシ」に似ています。
大きいのでスピードもナメクジの100倍ぐらいの速さでしょうか。笑。
ぼやぼやしていたら何処かへ行ってしまいそうです。

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光の差し込む浅い海は,午後の眠たい時間を楽しんでいるようです。
とても静かに時間が過ぎていきます。
気が付くと光の強さは次第に弱まり黄色がかってきます。
夏に比べるとサンサンと光が差し込む時間が減っている。
いきものも光の射す短い時間を満喫している様子です。

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海水の温度は下がって来ましたが,透明度は真夏に比べると
とても良好です。下の写真は,「イバラカンザシ」というゴカイの仲間です。
よくハマサンゴの側面で見ることができます。模様や色は幾通りもあり
見ていて飽きません。僅かな刺激を受けると一瞬で穴にひっこんで
しまいますが,1分もするとじわじわと出てきます。
クリスマスツリーのような構造ですが,これでプランクトンを捕まえて
食べているようです。

巨大ウミウシ巨大ウミウシ巨大ウミウシ巨大ウミウシ
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やさしい光線を受けてサンゴのポリプも花開いていました。

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