2014年11月29日

カツオノカンムリ

辺野古新基地建設反対の抗議集会の帰り、辺野古浜に行ってみました。
昨日まで全国から出動し、辺野古沖に集まっていた海上保安庁の巡視船は
一隻も見当たりませんでした。わずか数日で撤退したようです。
新聞には、辺野古沖から撤退した背景には衆議院選を有利に運びたいという
安倍政権の政治的意図があるのではないかと書かれていました。
たとえ一時的であっても静かな環境に戻ることは、海の生きものにとって、
また新基地建設に反対している人々にとっても嬉しいことではないでしょうか。
カツオノカンムリ

辺野古浜は、辺野古漁港とキャンプ・シュワブに挟まれた小さな砂浜です。
もちろん、米軍基地のフェンスがなければ、辺野古崎まで続く長い砂浜なのです。

当日は、沖合からの強風が吹き続いていたせいか、波打ち際に珍しい生きものたちが
漂着していました。そのいくつかをご紹介します。

風まかせで洋上を移動するという『カツオノカンムリ』を数個体見つけました。
カツオさんの王冠なのでしょうか。素敵な名前です。
大きさは2センチぐらいでしょうか、半透明で青みがかっています。
丸みを帯びた三角形の帆?で風をとらえるのでしょうか。
カツオノカンムリ  カツオノカンムリ カツオノカンムリ

すぐ近くでは猛毒を持つ『カツオノエボシ』というクラゲの仲間も漂着していました。
大きさは見た目で4センチぐらいでしょうか。やはり身体は青みがかっています。
空気が入った浮袋があり、長い触手は縮んでいます。
打ち上がっていても触ると刺されるので、手で触れてはいけません。
カツオノカンムリ カツオノカンムリ カツオノカンムリ

浜辺の端っこには海草の葉がたくさん集まっている場所がありました。
カツオノカンムリ

海草の実を見つけました。黄緑色でホウセンカの実の質感に似ています。
カツオノカンムリ カツオノカンムリ

海草は植物の仲間で、花が咲き実もできます。
実の大きさは見た目2センチぐらいです。
なかには開いた実もあり、5ミリ大の種子が3つ入っていました。
カツオノカンムリ カツオノカンムリ

この他、やや大きめのイカの甲やタコノマクラも見つけました。
カツオノカンムリやカツオノエボシ、タコノマクラなど、ユニークな名前は
誰が命名したのでしょうか。面白いなぁと思います。
カツオノカンムリ カツオノカンムリ

地上の気温は11月末というのに、25℃を超える日が続いていますが、
海水の温度はそろそろ冷たくなってくる頃です。
浜辺に漂着する海草の葉や藻類などを見ると、海の中の季節の変化を
感じることができます。
辺野古の海が、生きものたちが生き続けられる海であってほしいと願います。
カツオノカンムリ


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