2008年09月05日
勝連城と津堅島
昨日から潮があまり引かない状態が9月中旬まで続きます。
これから年末に向かって,段々と昼間引かなくなります。
その代わり,深夜になって大きく引くことになります。
来年の2月中旬近くになると,再び昼間の大潮の干潮が
戻ってきます。
潮が私にとっては,よくない一週間の間,海に入らず
雑用やほかに行きたいとこへ行ってみようと思います。
それで昨日は,沖縄本島中部の太平洋側に位置する
「津堅島(つけんしま)」に行ってみました。
途中,うるま市にある「勝連城」を観ました。

かつての城主「阿麻和利(あまわり)」や首里城城主
「尚泰久(しょうたいきゅう)」,それに,中城城の
「護佐丸(ごさまる)」の間攻防にまつわる話や
「百十踏揚(モモトフミアガリ)」という美しい女性の話
など,歴史の深い舞台があるところです。
当時の人々がどのように思い暮らしていたのか,
長旅から城に帰ってきて,城門をくぐる時どんな思いだったのか。
あるいは,旅立ちの時,城門の下で何を思い出発したのか。
目に見える海や島々の姿は当時と同じでしょうから,
想像してみるのも楽しいものです。

おそらく旅立ちの時は,高台から見える遠方の島々や太平洋に
繋がる海,眼前下方に舫われた港の舟々を観おろして
心が躍動したことでしょう。


城でしばらく過ごし,津堅島への船が出る「平敷屋漁港」に
向かいました。
11時の船で渡る際,一緒に積んできた自転車を持っていく
ことにしました。島内をこれで一巡しようという計画です。
船は車も積める大型で,島まで約25分でした。

港の入り口の海は海底まで透けて見えていました。
この島は,にんじんの生産で知られるとこで,あちらこちらに
にんじんのデザインの絵などを見ることができます。
ちょうど収穫を終えたのか,それとも今から植えるのか
畑は何も植えられていませんでした。土のにおいのする
畑が開放感を与えてくれます。

海は,島の北側にある「アフ岩」の前の海岸がとても
美しいと思いました。島の人たちが釣りを楽しんでいるのも
見かけました。

お腹をすかせて立ち寄ったそば屋は,留守番のおじーが
そばを調理してくれました。この島ものんびりしています。
何にもない島ですが,旅人には心の癒しになる所です。




これから年末に向かって,段々と昼間引かなくなります。
その代わり,深夜になって大きく引くことになります。
来年の2月中旬近くになると,再び昼間の大潮の干潮が
戻ってきます。
潮が私にとっては,よくない一週間の間,海に入らず
雑用やほかに行きたいとこへ行ってみようと思います。
それで昨日は,沖縄本島中部の太平洋側に位置する
「津堅島(つけんしま)」に行ってみました。
途中,うるま市にある「勝連城」を観ました。

かつての城主「阿麻和利(あまわり)」や首里城城主
「尚泰久(しょうたいきゅう)」,それに,中城城の
「護佐丸(ごさまる)」の間攻防にまつわる話や
「百十踏揚(モモトフミアガリ)」という美しい女性の話
など,歴史の深い舞台があるところです。
当時の人々がどのように思い暮らしていたのか,
長旅から城に帰ってきて,城門をくぐる時どんな思いだったのか。
あるいは,旅立ちの時,城門の下で何を思い出発したのか。
目に見える海や島々の姿は当時と同じでしょうから,
想像してみるのも楽しいものです。

おそらく旅立ちの時は,高台から見える遠方の島々や太平洋に
繋がる海,眼前下方に舫われた港の舟々を観おろして
心が躍動したことでしょう。


城でしばらく過ごし,津堅島への船が出る「平敷屋漁港」に
向かいました。
11時の船で渡る際,一緒に積んできた自転車を持っていく
ことにしました。島内をこれで一巡しようという計画です。
船は車も積める大型で,島まで約25分でした。

港の入り口の海は海底まで透けて見えていました。
この島は,にんじんの生産で知られるとこで,あちらこちらに
にんじんのデザインの絵などを見ることができます。
ちょうど収穫を終えたのか,それとも今から植えるのか
畑は何も植えられていませんでした。土のにおいのする
畑が開放感を与えてくれます。

海は,島の北側にある「アフ岩」の前の海岸がとても
美しいと思いました。島の人たちが釣りを楽しんでいるのも
見かけました。

お腹をすかせて立ち寄ったそば屋は,留守番のおじーが
そばを調理してくれました。この島ものんびりしています。
何にもない島ですが,旅人には心の癒しになる所です。




Posted by 有光智彦 at 10:40
│沖縄の風情
この記事へのコメント
こんにちは。
潮の満ち引きにも、いのちの息吹を感じますね。
私も、しばらく沖縄の地を踏むことは、おあずけ状態です(笑)。
勝連城跡・津堅島、どちらも素晴らしいところだと思います。
それぞれの場所で、時代の変遷や歴史が存在するので、そこに生きていた人々の思いを考えながら訪ねるのも、非常に趣き深いですね。
津堅島は、いろんな意味でとても美しい島ですね!
空と海、ニンジン畑(何も植わっていませんでしたが/笑)…
沖縄では、どんな風景も絵になってしまうようですね。
空の青さなど、目をみはるものがあります。
自然の素晴らしさを、あらためて感じることができました。
私も、次に沖縄を訪れた際に、行ってみたいですね。
潮の満ち引きにも、いのちの息吹を感じますね。
私も、しばらく沖縄の地を踏むことは、おあずけ状態です(笑)。
勝連城跡・津堅島、どちらも素晴らしいところだと思います。
それぞれの場所で、時代の変遷や歴史が存在するので、そこに生きていた人々の思いを考えながら訪ねるのも、非常に趣き深いですね。
津堅島は、いろんな意味でとても美しい島ですね!
空と海、ニンジン畑(何も植わっていませんでしたが/笑)…
沖縄では、どんな風景も絵になってしまうようですね。
空の青さなど、目をみはるものがあります。
自然の素晴らしさを、あらためて感じることができました。
私も、次に沖縄を訪れた際に、行ってみたいですね。
Posted by しおりねーねー at 2008年09月07日 14:47
こんばんは。
沖縄は陸上もきれいですね。
空も海も砂も緑も屋根の瓦も、
写真に写っているもの、すべてが綺麗です。
あーまた沖縄病に罹ってきました。
ところで愛車(自転車)が写っていませんね。
沖縄は陸上もきれいですね。
空も海も砂も緑も屋根の瓦も、
写真に写っているもの、すべてが綺麗です。
あーまた沖縄病に罹ってきました。
ところで愛車(自転車)が写っていませんね。
Posted by hashimoto at 2008年09月08日 21:17
しおりねーねー様
沖縄から離れていても,写真を見ることで繋がっていてもらえるなら
とても嬉しいことです。
全国どこでも私たちは歴史の舞台の上に生きているのですが
私にとって沖縄は,とても魅力的な歴史があります。
小さな島ですが,かつて栄えた琉球王国があり,
アジアや南太平洋の島々と交易していたこと。
そして,古代に遡ると,ムー大陸説があり,
現実に海底の遺跡の数々が発見されていること。
南西諸島や鹿児島と隼人族のつながりと祭りの類似性。
ひょっとすると私の遠い祖先に南方からの渡来人がいたかも
しれませんね。だから,南回帰指向なのかもしれません。笑。
沖縄から離れていても,写真を見ることで繋がっていてもらえるなら
とても嬉しいことです。
全国どこでも私たちは歴史の舞台の上に生きているのですが
私にとって沖縄は,とても魅力的な歴史があります。
小さな島ですが,かつて栄えた琉球王国があり,
アジアや南太平洋の島々と交易していたこと。
そして,古代に遡ると,ムー大陸説があり,
現実に海底の遺跡の数々が発見されていること。
南西諸島や鹿児島と隼人族のつながりと祭りの類似性。
ひょっとすると私の遠い祖先に南方からの渡来人がいたかも
しれませんね。だから,南回帰指向なのかもしれません。笑。
Posted by 有光智彦
at 2008年09月10日 02:25

hashimoto 様
私も,沖縄の建物や海や緑がきれいに見えるのは,なぜだろうかと
考えることがあります。それは,おそらく光の強さと周りを海に囲まれて
いるからかもしりません。
夏は,絶えず南から海を越えて風が渡ってきます。
そして島に沿って上昇した風が雲をつくり通り雨となって降り注ぎます。
太陽の光は,うす雲を突き抜ける強さがあります。
昼間,雲からの降水で虹がかかるときがあります。
やはり,ティダあっての沖縄の美しさなのでしょう。
自転車は,とても静かに走りますから鳥も人も気が付かない
ようです。自然の中に入り観察するのは,自転車がいちばん
自然に近い機械なのかもしれませんね。
沖縄病は,治療薬がありませんから,かかったら現地に
くるしか治りませんよ。笑。軽傷なら年に1,2回通ってくるだけで
十分ですが,私のように重傷になると大変です。笑。
私も,沖縄の建物や海や緑がきれいに見えるのは,なぜだろうかと
考えることがあります。それは,おそらく光の強さと周りを海に囲まれて
いるからかもしりません。
夏は,絶えず南から海を越えて風が渡ってきます。
そして島に沿って上昇した風が雲をつくり通り雨となって降り注ぎます。
太陽の光は,うす雲を突き抜ける強さがあります。
昼間,雲からの降水で虹がかかるときがあります。
やはり,ティダあっての沖縄の美しさなのでしょう。
自転車は,とても静かに走りますから鳥も人も気が付かない
ようです。自然の中に入り観察するのは,自転車がいちばん
自然に近い機械なのかもしれませんね。
沖縄病は,治療薬がありませんから,かかったら現地に
くるしか治りませんよ。笑。軽傷なら年に1,2回通ってくるだけで
十分ですが,私のように重傷になると大変です。笑。
Posted by 有光智彦
at 2008年09月10日 02:41
