2012年11月23日

比屋根湿地の変貌

泡瀬干潟埋立事業の橋梁入口前の車道を挟んで反対側に
比屋根(ひやごん)湿地があります。

現在まで残っている場所が昔の状態を保っているとは言えない
までも、鳥やカニたちにとってわずかに残った生きていくために
必要な場所だったと思います。ですが、水質浄化を目的とする
事業により変貌してしまいました。

事業前は、砂がたまりゴミも捨てられていたということですが、
事業の結果は本当にこれでよかったのでしょうか?

この先、事業前のような鳥たちの憩いの場に戻るのでしょうか。

外から見るだけですが、観察を続けたいと思います。


写真は比屋根湿地の工事前と後のものです。

比屋根湿地の変貌
白いのは鳥たちです。いろいろな鳥たちがくつろいでいます。
工事前2009年4月撮影。

比屋根湿地の変貌
鳥の姿は見えません。2011年4月撮影。

比屋根湿地の変貌
鳥の姿は見えません。2013年5月撮影。


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Posted by 有光智彦 at 22:03 │海 泡瀬干潟
この記事へのコメント
はじめまして。素潜りの知識を得たくて、こちらを訪問させていただきました。とっても役に立ちました。自分も海の中で生き物を観察するのが好きで、道具を用意しましたが、ウェイトベルトが無かったので、なかなか潜れなかったのだと分かりました。機会は年に1度あるかないかなのですが、今度の時は入手できればと思いました。ありがとうございました。

干潟の件は、とても残念です。人間がバランスを崩しておいて、何か不都合がおこれば、対策を講じますが、人間のことばかり優先する対策はなかなか良い結果を出せないのではないか?そんな気がします。
Posted by moritake at 2012年12月02日 01:09
moritake様

こんにちは。
コメントありがとうございます。
素潜りをされるのですね。
参考になられたとのこと、嬉しく思います。
私の場合は、独学で素潜りを始めたので、
スキルはほとんど独自のものです。
これが正しいというのはとても言えませんが、
自分の身体と活動内容に沿った素潜りを
しています。素潜りは身体一つで潜る潜水方法ですが、
正しくは私の場合、3点セットを装備しますので、
スキンダイビングです。
長くやっていても、海は怖いので、無理を避け、
予防原則に従うよう心掛けて楽しんでいます。
Posted by 有光智彦 at 2012年12月02日 12:31